全国空き家対策推進協議会

2024年04月16日
セミナー・講演会

【情報提供】 4/19(金)開催オンラインセミナー 空き家の外部不経済に関する研究を解説:全国空き家対策コンソーシアム主催

【全国空き家対策コンソーシアム主催 オンライン説明会のご案内】

東京大学 不動産イノベーション研究センター・クラッソーネによる空き家の外部不経済に関する研究のメディア向け説明会

・日時:2024年4月19日(金)12:00~13:15

・開催方法:Zoomを用いたオンライン開催

・参加費無料

・登壇者:

・東京大学連携研究機構 不動産イノベーション研究センター(CREI)

特任研究員 長瀬 洋裕 氏

・東京大学連携研究機構 不動産イノベーション研究センター(CREI)

特任助教 相場 郁人 氏

・横浜市立大学データサイエンス学部 准教授

東京大学空間情報科学研究センター 客員研究員 鈴木 雅智 氏

・全国空き家対策コンソーシアム 代表理事

株式会社クラッソーネ 代表取締役CEO 川口 哲平 氏

◆申し込みは下記会員限定よりお願いします◆

 

本件に関する問い合わせ・ご相談は、

近土様(080‐5235‐6725/maho_kondo@crassone.jp)までご連絡ください。

◆◇◆◇◆◇

全国空き家対策コンソーシアム主催で、参画団体である東京大学連携研究機構 不動産イノベーション研究センター(CREI)が実施した「住環境悪化に伴う長期空き家の外部性:東京圏の人口減少都市における検証」と、クラッソーネがCREIへデータ提供し実施した「空き家の外部不経済:空き家解体工事実績データを用いた検証」に関して、研究結果についてご説明するオンライン説明会を開催いたします。

全国的に空き家の増加が問題となっている中、長期的に放置された空き家が経済的な側面でどのような悪影響があるのかを、定量的な視点で解説を行います。オンラインでの開催となりますので、ぜひお気軽にご参加ください。

当日は質疑応答のお時間も設けております。

◆説明対象となる研究のワーキングペーパー(要約)◆

CREI Working paper No.2(September.2021)

住環境悪化に伴う長期空き家の外部性:東京圏の人口減少都市における検証

(Disamenity externalities of long-term vacant houses in a society without frequent foreclosures:the case of a depopulating city in the Tokyo metropolitan area)

鈴木 雅智/樋野 公宏/武藤 祥郎

https://www.crei.e.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2021/09/CREI_WP_no2_summ

ary.pdf

 

CREI Working paper No.21(Feb.2024)

空き家の外部不経済:空き家解体工事実績データを用いた検証

(Negative Externalities of Long-term Vacant Houses: An Analysis Using the Actual Data on Housing Demolition)

相場 郁人/鈴木 雅智

https://www.crei.e.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2024/02/No21_CREI_WP_aib

a_suzuki.pdf

 

◆◇◆◇◆◇

開催背景や登壇者紹介については、下記URLより資料をダウンロードいただくか、本文にてご確認ください。

有効期限:2024/05/12(日) 13:00

添付ファイル(【ご案内】20240419開催_CREI×クラッソーネ_空き家の外部性に関する研究の説明会.pdf)

https://dl.nxlk.jp/30940cb3-70ea-48ff-bdd9-c8da10a70ff5

◆◇◆◇◆◇

<背景>

近年、空き家の数は増加を続けており、今後、更に増加が見込まれる中、空き家対策の強化が急務となっています。

総務省統計局発表「平成30年住宅・土地統計調査」によると、全国で空き家は約849万戸、空き家率は13.6%と過去最高の水準となっており、野村総合研究所の試算では2038年には全国の住宅の3軒に1軒が空き家になると予測されています(※)。

空き家の問題は所有者だけでなく近隣の住環境にも関わる問題であり、長年放置されたことにより管理不全な状態となった空き家は、安全や衛生、景観、防犯等の面において、近隣住民の生活環境に悪影響を及ぼしています。

本説明会では、本コンソーシアムの参画団体であるCREIが実施した、長期間に渡り放置された空き家がその周辺にもたらす外部不経済に関する研究に関して、研究方法や結果を解説します。

本研究は、長期空き家の外部効果を明らかにすることで、適切な空き家対策の政策の実施や、その先の経済の発展に資することを目的としています。

<登壇者紹介>

東京大学 不動産イノベーション研究センター(CREI)

特任研究員 長瀬 洋裕 氏

2008年、東京大学工学部機械情報工学科卒業。同年、国土交通省に経済職で入省。

2018年から20年にかけて、イギリスにおいて危機管理・防災学及び行政学の修士号を取得し、科学・技術・イノベーションに関する研究を専攻。

2022年6月より東京大学不動産イノベーション研究センター(CREI)にて、研究テーマを不動産に関するイノベーション、DX等に広げ、調査・研究活動に従事。


東京大学 不動産イノベーション研究センター(CREI)

特任助教 相場 郁人 氏

1995年、東京都生まれ。2017年、東京大学経済学部経済学科卒業。

2023年、同大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。

同年4月より東京大学不動産イノベーション研究センター(CREI)に特任助教として着任、現在に至る。

専門分野は空間経済学、都市経済学、国際経済学。

横浜市立大学データサイエンス学部 准教授

東京大学空間情報科学研究センター 客員研究員 鈴木 雅智 氏

2014年、東京大学工学部都市工学科卒業。

2019年、同大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了、博士(工学)。

東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター(CREI)特任助教、一橋大学特任准教授等を経て現職。

都市計画・都市経済学分野において、住宅・不動産を対象とした研究活動を進めている。

全国空き家対策コンソーシアム 代表理事

株式会社クラッソーネ 代表取締役CEO 川口 哲平

愛知県出身。京都大学農学部卒業後、2005年にセキスイハイム中部株式会社に入社

し、住宅営業として6年間勤務。

セキスイハイムグループ3,000人の中で最優秀営業賞を受賞する。

2011年3月に退職後、翌4月に株式会社クラッソーネを創業し現在に至る。

2023年9月に設立した全国空き家対策コンソーシアムの代表理事を務める。

<「全国空き家対策コンソーシアム」について>

全国共通の課題である空き家の増加抑制、また空き家問題に向き合うESG経営の体現、CSR活動の推進を目指し、2023年9月28日に全国空き家対策コンソーシアムが設立されました。

空き家の問題は相続、除却、売却、活用など様々な分野に関連しており、

空き家所有者への支援は幅広い専門分野の情報が必要です。

独自に専門ノウハウを持つ事業会社・学術団体がコンソーシアムを形成し、知見を共有することで、各事業者の空き家所有者に対する啓発活動を強化し、具体的な課題解決の促進を目指しています。(https://www.j-akiya.jp/)